十勝の暮らし
十勝の気候
北海道十勝・帯広市の緯度は42°55'N、経度は143°12'E。アメリカのオレゴン州、アイダホ州とほぼ同じです。 十勝では4月に春を迎え、5月中旬に桜が満開になると待ちに待った爽やかな新緑の季節。 6月には野の花が一斉に咲きほこり、夏の7月、8月は平均気温は23℃前後と一年を通じて一番快適なシーズンです。 9月上旬からは気温も少しづつ下がり始め、下旬には標高の高い山々は紅葉が見頃になります。十勝の大雪山国立公園の紅葉は10月上旬がピーク。 11月になると冬の到来です。11月下旬から雪も降り始め、3月までは雪景色に包まれます。
十勝の生活
(十勝の特徴)
北海道の南東部に位置し、十勝平野と呼ばれる広大な土地は北海道一の農業地帯として知られています。 帯広市を中心に18の町村が取り囲み、豊かな自然に恵まれ、さわやかな青空の下では小麦、豆類などの畑作業や、酪農、畜産などの農業がさかんに行われています。
(マイカーは必需品)
通勤、ショッピング、レジャー等どこに行くにも車が交通の中心です。近年、大型駐車場をもつ郊外型店舗が帯広市や周辺の町を中心に出来ています。
(暖かな住宅)
十勝の住宅は高気密・高断熱が特徴で一度暖めた熱は逃がさず、外の冷たい空気も入れない構造です。壁や床などには断熱材が厚く入れられ、窓は2重窓、もしくは複層ガラスが使われています。暖房は大型のFF式石油ストーブ(強制給排気)が主流で、窓あけて換気する必要ないので部屋全体を常にあたためてくれます。
(夏は爽やか)
冷涼な気候の十勝でも最高気温が30℃を超える日は数日間ありますが、夕方から夜間は気温も下がり涼しくなります。本州に比べて湿度が低いのでとても爽やかです。
(快適なドライブ)
十勝には美しいドライブコースがたくさんあります。新緑、青空、紅葉、畑のパッチワーク、雪景色など、窓からの眺めはとても素晴らしいです。帯広市街地など一部の出勤や帰宅時間を除けば、渋滞はほとんどなく、農村地帯では信号も少ないため、一年を通して快適なドライブを楽しむことができます。
(人口)
十勝管内の総人口は、約34万人で、全道人口の514万人の約6.4%を占めています。帯広市が約16万人と管内人口の約48.4%、さらに周辺の音更町、芽室町、幕別町の3町を合わせた帯広圏では26万人と管内人口の約74%を占めています。(※)鹿追町の人口は約5千人
(十勝の人柄)
とかち人は北海道の中でも特におおらかな気風で優しい性格。 生まれつきのホスピタリティーにあふれる人間性で来訪者を受け入れてくれます。